2019/11/02

鹿島鉄道 霞ヶ浦に沈む夕日 2

昨日UPした撮影日の2週間前です。
太陽の位置はこんな感じ。
この時の撮影の様子、よく覚えています。

カメラは、ニコンF5。
レンズは、AiAf 80-200 f2.8。
なぜカメラがF5かというと、オートブラケット(自動的に露出をばらしてくれる機能)でシャッタースピードが変化せず、絞りが変化する機能を持っていたカメラは、ニコンではF5だけだったんです。
シャッター速度が変化してしまったら、動体ブレを起こすかもしれませんから。
リバーサルフィルムでは露出の決定がむつかしく、迷う時はこの機能を使いました。
ただ、この時は貨物列車が結構なスピードで通過するため、オートブラケットを使ってもシャッターチャンスはワンカットだと思っていたので、あまり役には立ちませんでした。
で、この時の露出です。
TTLで少し明るくするか、単体露出計で順光線で測って2段くらい落とすか・・・と考えている間に太陽がどんどん沈んで行って、露出もどんどんきつくなっていきます。
経験された方はお分かりだと思いますが、夕日が沈む速度って、ものすごく速いんです。
列車、早く来い!
と念じつつ、エイヤッ・・で露出を決めてシャッターを切りました。
現像から上がってきたポジを見たとき、「やったー」と思いつつ、「良かった~」と安ど。
なかなかこの季節の太陽のタイミング、晴れの天気と休日が重ならないと撮れないので、失敗したら今後撮影のチャンスがあるのか分かりませんから。
この写真、今見ても よくぞ撮れましたね~ とドキドキします。
今のデジタルなら、露出は何とかなりますからね。

そんな一枚です。
ちなみに、私が撮っているそばで地元の方が夕日を見ていたんですが、「こんなに赤い夕陽は、あまり見たことがない!」と言っていました。
ラッキー!


鹿島鉄道 桃浦~小川高校下
1998年11月14日撮影

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