弘南鉄道では、田舎館村(いなかだてむら)で開催される「冬の田んぼアート(2月7日(金)から9日(日)開催)」に合わせて、2月9日(日)に弘南線にて午前2回、午後2回のラッセル車特別運行を実施すると発表がありました。
今年は暖冬でラッセル車が動く気配は無く、絶対に動くイベントとあって行ってみる気持ちに。
ただ、弘前の友人に聞いても、本当に雪がないとのこと。
それでも一応、新幹線と宿の手配を済ませて、当日を待つことにしました。
出発の日が近づくにつれ、天候が様変わり。
前日の金曜日は大雪。
これは雪のラッセルを見ることが出来る!
と、期待に胸を膨らませ出発の土曜日を迎えました。が・・・
2月8日(月)東京駅7:36発「はやぶさ3号」に乗り込む。
E席から見える富士山を眺めながら津軽に思いを馳せていると、友人からメール。
なんと弘南鉄道弘南線は雪害のため運転見合わせ!
えーーー。どーしよーー。
と思っているうちに新青森到着。
奥羽本線に乗り換えて弘前に着くころには運転再開しておりました。
実は弘南鉄道へ撮りに行くのは40年ぶり!
今日は、明日の特別運行に備えてロケハンの日としていました。
沿線は雪がてんこ盛りで、やはり雪国は凄いな、と。
臨時停車の田んぼアート駅で下車し、田んぼアートを見たり、イベントで出ているお店でもつ煮込みを食べたりして一日を過ごしました。
翌日、いよいよラッセル車特別運行のため、朝8時に弘前駅へ。
すると人だかりができている。
なんと、雪害のため運転見合わせの張り紙が!
一番列車の前に運転されたラッセルが立ち往生し、排雪モーターカーが排雪作業中とのこと。
排雪モーターカーが弘前に到着し、黒石に戻ってからラッセルを特別運行するか判断されるとのことでした。
陸奥新報さんの報道によると、9日は中津軽に大雪警報が発令され、弘前市では72時間で降る降雪量としては全国一となる80センチを記録したとのこと。
そんなこともあって、奥羽本線が運転見合わせとなってしまうと東京へ帰れなくなってしまうので、午前の部だけ撮って帰るつもりにしていました。
しかし・・・
午前中は運転再開しないことがわかり、残念ながら東京へ帰ることに。。。
新青森駅で鯵ヶ沢の海鮮弁当を買い、ガラガラの暖かな新幹線でローカル線的な雰囲気を味わいながら帰路に就いたのでした。
すると・・・
午後からラッセルの特別運行再開の知らせが!!!
・・・
・・・
・・・
撤収の判断が早すぎたかな・・・と、残念な気持ちに。。。
でも、なぜ早々に撤収する気持ちになったかというと・・・
実は、この数日間の大雪で連日ラッセルが運転されていたんです。
土曜日、ロケハンしていた時も運転されていました。
【田んぼアート駅付近】
なので、いいかな~と。
でも、良いイベントでしたね。
田んぼアート開催日だと、見物人やスタッフの方がいたり、トイレや食事する場所もある。
わたしみたいな電車利用で、一人で単独行動するには安心なのです。
やはり、雪はキレイだけど、怖いです。
そんな悲喜こもごもな津軽写行となりました。
かしこ!
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