こういう古い客車。
当時は この古さを楽しんでいましたが、今は無理のような気がします。
シートは硬いし、ピッチは狭い。
冷房は無い。
発車するときの前後の振動が凄い。
だけど・・・
無性に乗りたくなるときがあるんです。
涼しくなった夏の夕暮れ。
左右に揺れながらゆっくり走る客車にススキの穂がパサッパサッと触れていく。
右手に赤い磐梯山。
左手に夕日。
やって来た車掌さんが「どこから来たの?」と話しかけてくれる。
そういうのが懐かしく感じるわけですよ。
だんだん暑い季節になってくるとね。
磐越西線 猪苗代駅付近
1980年5月29日撮影
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